実は大事な「検証」、きちんと実践していますか?

こんにちは!桑名学習支援ボランティア「こだま」のスタッフです。

過去数回にわたって夢や目標を叶える「目標設定」「行動」について、大まかではありますがお話して参りました。

難しかったですか?すでに習慣にされていますか?少しでも学習や夢の実現に役立てば幸いです。

 

今日は行動した後に行うと良い【検証】についてお話致します。

 

検証という言葉は日常ではあまり使わないと思いますので、もう少し平易な言葉に変えた方が良いかもしれません。

そうですね、確認とかチェックという言葉が近いかな?

目標に沿った行動の結果がどうだったか、目指した科目で期待した点数がとれたのか、計算問題はどこが間違っていたのか、暗記した内容と合っていたのか等を確認して今後に活かすということです。

 

よくあるのが、目標設定してアクションしたけど結果は詳しく振り返らなかったというパターンです。これでは何が良くて何が悪かったのかがわからず、せっかく行動したメリットを充分には享受出来ません。もったいないですよ~。

点数で一喜一憂することもよくわかりますが、あくまで通過点です。最終的に本番で良い結果を残せるよう、振り返りは忘れてはいけません。次のことに進む前に、是非検証をする習慣をつけて頂くと良いと思います。

 

検証作業によって自分の得意な部分、苦手な部分が明らかになってきます。ある意味知りたくない気もしますが、この強み弱みを知っておくことは今後の学習プランに非常に役に立ちます。

 

さあ、これで「目標設定」→「行動」→「検証」→「検証内容を踏まえた再行動」というプロセスを知ることが出来ました。

この一連の流れを「PDCAサイクル」と呼んでいます。

Pは「プラン(目標)」、Dは「DO(行動)」、Cは「チェック(検証)」、そして最後のAは「アクション(再行動)」の略になっています。実は大人も仕事をする時に同じような流れで目標に向かって努力しています。

私は元営業職で、マーケティングや販売などの分野で働いていました。PDCAの考え方には非常に助けられた記憶があります。

普遍的な手法ですので、今から学んでおけば社会に出てからもきっと役に立ちます。

こう考えてみると、学習も仕事も多分社会の様々な出来事も、元は同じようなことなのかも知れません。

 

騙されたと思って(騙してませんよ!)、一度試してみて下さい。頑張れ!