こんにちは、桑名学習支援ボランティア「こだま」の岡本と申します。
皆さん、宿題や勉強ははかどっていますか?まだ教室に来て、楽しい話を聞かせて下さいね。
ところで皆さんは「退職代行」ってご存じですか?退職代行業とは「各企業に入社したけど、やっぱり何か合わなくて退職しようかという思いを代行して辞めさせてくれる企業のこと」をいうのですが、皆さんにはまだ関係がないと思っていませんか?
今日は退職代行さんの仕事を見ながら、子どもたちと仕事というものを考えていきたいと思います。
退職代行を使う理由
なぜ退職代行を使うのか、もう少し言えばなぜ代行業はニーズに乗って流行っているのでしょうか?
私たちの頃は(昭和36年生まれ!)そんな変わった? 仕事は影も形もなく、もし退職したくなったら自分でケリをつけるしかなかった時代でした。それが普通でしたし、頼るといっても親くらいしかなかったですし、親を使えば友人たちに馬鹿にされる、そんな時代でした。
しかし今は人口推移を見てもわかるように、超売り手市場に変わってきています。企業も入れてやる!という姿勢をしていては誰も来ず(本当です)、どうしたら活き活きと働いてもらえるかを真剣に考えなくてはならない時代になってきました。
企業の人事担当者も、大変な時代に突入したんだなと改めて思うでしょう。
そんな環境に生まれ育って大きくなった子どもたちが、いよいよ社会人になると企業選びは大変になってきます。
まず家族の中でも、特に親御さんのご苦労は大変ではないでしょうか? しっかりと自分でやる子は良いですが、全部人まかせの子どもも少なくありません。
こういう場合は親も可愛い子どもの事なので、まさに自分にやるがごとく一生懸命にやると想像します。
親御さんの協力も得ながら何とか入社した企業ですが、ちょっと入社前の思ったことと違うとか、全く意図していなかった事をやらされてりするとまた大変。
せっかく入社して約1か月で退職したい・・・なんていうことにもなりかねません。そしてなかなか自分では言いにくいいので、退職代行を使うことになるようです。要は辞めたい人を何とか説得したいという企業側の論理が関係を悪くしているのかも知れませんね。
退職代行を使うことは悪いことではなく、今の時代のニーズなのかもしれません。だから否定するわけではありませんが、なんでもかんでも用いるのはちょっと違うのでは?と考えることもありますね。


上のグラフはある採用会社の1例ですが、意外と30代の方の利用も目立ちますね。
代行業もいいけど・・・自分で決めるのもいい!
退職代行業の簡単な長所や短所を見てきましたが、どんな印象をお持ちですか?
「う~ん、やっぱり辞める時は自分でケリをつけないと」
「私は賛成!サッパリした関係でいいよ!」
いろいろな意見が出てくると思いますし、長短もそれぞれだと思います。この論議も今は活発ですが、いつしかもう普通の存在になっているような気もします。
ひょっとすると退職が企業だけでなく、学校にも進出することもあるのかなあ・・・と考えてしまいますね。進学中断代行みたいな(笑)。
進学中断や学業中断も今はかなり多いとおもいますので。
そうなった時にみんなに考えて欲しいのですが、一生懸命に勉強して入学した学校を学業中断してしまう時にどうするか。もっといえば、
自分の人生どうしていくのか?
ちょっと重くなりましたが、大変な時で考えられないと思うんですが、出来る範囲で結構ですので是非一度お願いしたい。
そんなことは何の意味もないかも知れないけど、ひょっとしたら後の自分にとってプラスになるかも知れないから。
これから辛いことも多くなるかも知れない。楽しいことばかりではないと正直思いますが、でもきっと楽しい事も多いんです!(どっちなん?)
頑張って、明るい気持ちで前を見て欲しいです。
編集後記
もうすぐ5月になりますね。私は5月生まれなので大好きですし、皆さんも輝いているような(勘違いかな?)季節だと思います。
それにしても・・・昼休みの弁当が足らん!(笑)15時頃になると必ずお腹が減るので、やはり足らないのではないでしょうか?
食欲の春?美味しく目いっぱい食べたい!
それでは、また次週お会いしましょう!