親御さんも一緒に頑張りましょう!

こんにちは、桑名学習支援ボランティア「こだま」の岡本と申します。大変暑い日が続いていますが、お変わりはございませんでしょうか? また子ども達も夏休みももう少しだと思いますが、元気にやっていますか?

 

今子どもたちは夏休みの課題の追い込みで、また受験の準備で大忙しだと思います。まだ小学生のうちはいいですが、中学校や高校はなかなか進展がわからない事が多いです。今日はそんなところに思わぬ落とし穴がある点、親御さんがどう対応したらよい感などを考えてみたいと思います。

 

親は全部知っているって本当?

「え、わからない事?いえ、ほとんど把握してるけど・・・」

 

普段お母さんたちと話していると、こういう台詞がよく出てきます。また謙虚なお母さんたちもある程度はわかっているつもりでしょう。

確かに小学生であれば、ある程度は把握が出来る段階かも知れませんね。

 

小学生はまだ親との会話も多いですし、子どもも親なしでは基本動きませんしね。あくまで一般的ではありますが、安全ゾーンといえるでしょう。

 

しかし進学して中学生になると事情は変わってきます。子どもは子どものゾーンから大人のゾーンへ徐々に、しかし確実に入っていきます。考え方も変わってきますし、友人関係が色濃くなって大人への階段を上り始めます。

 

そしてこの辺くらいから、子ども独自の進路が出てき始める「難しい」進路へと変わっていくのです。親の有難みは私にはよくわかりますが、この年の子供にはわかってはいるけど上手くコントロール出来ない難しさが出てきます。

 

 

 

中学生になるとどうなる?

子どもが自分の管理下にあるうちは問題ありませんが、中学生や高校生のなってくると親のストレスも上がってきます。

 

「またアイツは言いつけを無視して遊びにいった」

「だから私はあれほど勉強しなさい!と言ってたのに・・・」

 

いくら言っても過去は戻りませんが、大学受験などでこういう後悔の念に満ちた台詞がかなり増えてくるのではないでしょうか?

それほど勉強しなさいという親の意見と、自分が自分でコントロール出来ない部分もある子どもとの間で対立するのです。

 

クラブに入ったりしても、生活はかなり変わりますね。私の子どもも吹奏楽に入ってからは勉強より吹奏楽となり、結構もめました。

好きな事に時間の全てをふりたい!この気持ちもわかるんですが・・・

 

また友人が増えるのも良い事ですが、相手によっては考えも出来ないような我が子に変わってしまったりします。

俗に言う非行に走ったり、そこまでいかなくても人生の方向が変わったりするのも事実。

 

コントロールは難しいですし、親の言う事が正解という訳でもありませんので本当にいろいろ迷うでしょう。

ここから中学生から高校生になるにしたがって、どんな注意をしていけば良いのでしょうか?

 

親にもある意味、”覚悟”が必要!

いきなりタイトルが過激でしたでしょうか? (笑)

 

たしかに親はすぐ横で一緒に並走して・・・と少し他人事(他人ではないですが)的な考えでいらっしゃったのかも知れません。そうですね、それでうまくいけば良いのですが、人生はきちんと課題を考えてくれています。

 

ここで申し上げたいのは、親もどうやって世に送り出すかをある程度覚悟を持っていなくてはいけないという事です。

 

子どもも見えないですが、ある種の覚悟を持って進路に取り組んでいます。であるなら親だけ安全ゾーンにいるわけにはいかないのです。

一緒になって汗をかき、頭を使って乗り越える意思が必要。

 

とくに世の中が変わってきており、今は選べる職業がさらに多様化しています。昔のように良い企業へ入るだけでは到底全うできないと思います。

 

自分はこれがしたい! あたしはこんな仕事をして社会に貢献したい!という想いが必用ではないでしょうか?

 

子どもと一緒になって仕事を考えたり、時には高校受験や大学受験を真剣に考えてみるなどの行動も必要でしょう。

 

そしてそれは親と子どもの心が離れてしまってから慌てて行動するのではなく、小学校くらいから一緒に調べたり勉強することが大変重要ではないかと考えます。

 

遊ぶ事も非常に重要ですので、まだ小学生のうちは一生懸命に遊びましょう。まだ親御さんの年齢も若いので、是非実践して頂きたいと思います。そういう事をしている最中に、仕事というものを語ってあげて欲しい。

 

「ええ~小学校の時からだと、すごい長いんだけど・・・」

 

安心して下さい。小学生の1年からとしてもたった12年間で(実際は5、6年生くらいですから、ほんの7年ほど)、これは長い人生から見ればほんの一時です。いっぱい、いっぱい関わってもらえたら、また後半では逆に関わってもらえるかも知れません。

 

さあ、どのような覚悟を決めるのか、楽しみになってきました。私たちも関わりをしっかり持って勉強を教えていきたいと思いますので、いつでも相談に来て頂きたいと思います。